冗長化したWebシステムの構成の基本(サービスを止めない技術)

安価なサーバを沢山並べることで容易に性能を上げられるN+1処理にも弱点があります。それは、N+1台のサーバが独立して動作するために、データの一貫性を保てないのです。

一貫性を保たなくてはいけないデータとはたとえばECサイトのセッション情報やMixiの日記データ、証券会社のお金の情報などです。

これらは逐一情報が更新されていき、かつ常に一貫性が保たれなくてはいけません。

よってこれらの情報の管理(すくなくとも書き込み権の管理)は1台のサーバが行わなくてはなりません。よって、DBサーバ(のマスター)やファイルサーバなどはN+1構成ではなく、HA構成をとらざるを得ません。またN+1を実現するための負荷分散装置自身もN+1にするわけにはいきませんから、HA構成(ACT-SBY)になります。

全体として、冗長化を考慮した典型的なWebシステムは基本的には以下の図のような構成になります。

HA構成のネットワーク図(基本)

HA構成のネットワーク図(基本)

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